ピアノの引き取り依頼をする前に確認すべき事項とは
26, 4月 2024
ピアノの引き取り依頼をする前に確認すべき事項とは

幼少期に両親に買ってもらったもの、代々受け継がれてきたものなど、実家や物置に眠っているピアノはありませんか?断捨離をしようと思っても、どのように処分すべきか悩みますよね。

本記事では、ピアノの処分方法の基本から、寿命や処分時期の見極め方、査定額が付かなかったときの具体的な対処法などを解説していきます。少しでも高値で売るために注意したいことや、事前に準備すべきことも余すことなくご紹介します。ピアノをお得に処分したい方、部屋の断捨離を行いたい方必見です。

ピアノの処分方法の基本

処分方法は、主に以下の5つが挙げられます。少しでも高値またはお得に処分するために、上から順に検討していくのがおすすめです。

  1. 買取業者に依頼する
  2. フリマアプリやオークションに出品する
  3. 不用品の譲渡サービスを使う
  4. 粗大ごみとして出す
  5. 一般廃棄物収集運搬業者に依頼する

1.買取業者に依頼する

処分する際、最初に行いたいのが買取業者への依頼です。数十年前に購入した古いものでも、条件次第では高値で買取してもらえるケースも多々あります。引き取った後はメンテナンスをしてから、海外へ輸出する業者が多いためです。

高値で売れるピアノの特徴として、ヤマハやカワイといった誰もが知る有名日本メーカーのものであることが挙げられます。また、外部だけでなく内部まで綺麗だと高い需要があります。状態があまり良くないからと諦める前に、まずは査定依頼だけでもしてみるのがおすすめです。

2.フリマアプリやオークションに出品する

業者に依頼しても査定額が付かなかった場合は、フリマアプリやオークションに出品してみましょう。業者ではなく個人にアプローチすることで、思わぬところに需要が見つかるかもしれません。詳しい手順は後ほど解説します。

3.不用品の譲渡サービスを使う

フリマアプリやオークションを使っても売れなかった場合は、ジモティーなどの不用品譲渡サービスを利用してみてください。こちらも詳しい手順は後ほど解説します。

4.粗大ごみとして出す

粗大ごみとして処分するのも一つの手です。ただ、粗大ごみに出せるケースはかなり限られています。運搬可能な電子ピアノやキーボードなら自治体で引き取ってもらえるケースが多いですが、グランドピアノやアップライトピアノだとかなり厳しいのが現実です。事前にお住まいの自治体に問い合わせをし、引き取り可能か否かを確認しておきましょう。

5.一般廃棄物収集運搬業者に依頼する

処分の最終手段として、一般廃棄物収集運搬業者への依頼を検討しましょう。事前にどのくらいの引き取り費用がかかるかを、電話やメールで問い合わせしておくことをおすすめします。どの業者に依頼すれば良いか分からない場合は、役所などに相談してみてください。自治体によっては、トラブルの事例が無い安全な業者を紹介してくれることがありますよ。

寿命と処分時期の見極め方

ピアノの寿命は主に30年前後と言われています。しかし、丁寧なメンテナンスが施されている場合は50年~100年ほど持つものも。直射日光に当たらない場所や、平らで安定した場所に置いてあるか否かでも大きく寿命が変わります。

そのため、明確な寿命や処分に適した時期はありません。処分するかしないかも人それぞれです。ただ、実家に眠っていて何年も使っていないものや、幼少期に習いごと用として購入して以来弾いていないものは処分時期にきていると言っても良いでしょう。

査定額が付かなかったときの対処法

不要なピアノに査定額が付かなかったときはどうすべきなのでしょうか。査定時の注意や便利なアプリの使用方法をチェックしておきましょう。

ほかの業者に依頼してみる

買取依頼をする際は、一社だけでなく複数の業者に依頼するのがマストです。A社で査定額が付かなくてもB社なら付いたというケースも多々あるため、諦めずに査定を依頼してみましょう。複数の業者に一括で査定依頼ができるサービスを利用するのもおすすめです。その際は、本体やペダルを軽く手入れするほか、付属品を揃えておくのも忘れずに。

アプリに出品してみる

査定額が付かないピアノは、必然的に自治体や専門の業者に有料で引き取ってもらうことになってしまいます。お金を出して処分する前に、無料または格安で引き取ってくれる個人を探してみるのも手です。フリマアプリやオークション、それでも無理な場合はジモティーなどに出品してみましょう。写真を撮って、アプリに必要事項と共に掲載するだけで買い手が現れるかもしれません。

ピアノを手放すときに注意したいこと

ピアノを手放すときに注意したいこと

手放す際、損をしないために知っておきたいことや注意したいことを見ていきます。

買取金額の相場をリサーチしておく

事前に、買取相場がどのくらいなのかを確認しておきましょう。例えば、ヤマハのグランドピアノ「ヤマハ Gシリーズ」のG2A 昭和29~42年製は約1~3万円、G2A 昭和60~63年製は約18万円が相場です。相場金額を知っておくことで、仮に査定額が大きく下回った場合に理由を問うことができます。

修理や調律は自分で行わない

買取依頼をする際は、修理や調律を自分で行わないことをおすすめします。長年使っていないピアノだと修理や調律が必要なケースもあるかと思いますが、素人が下手に手を加えると故障の原因となり、逆に査定額が下がってしまう恐れがあります。買取後にメンテナンスを行いますので、ご自身で行うのは見える範囲の拭き取りなどでOKです。

キャンセル料を確認しておく

査定額に納得がいかず、買取をキャンセルするケースもあるはずです。その際にかかるキャンセル料がどのくらいなのかを事前にチェックしておきましょう。少しでも高値で売るために、キャンセル料がかかる業者に依頼するのは後回しにするのがおすすめです。

情報を確認する

スムーズに買取を依頼するために、商品の基本情報をチェックしておきましょう。必要な情報は品番・製造年月・使用頻度やメンテナンスの頻度など。どのように保管されていたかを家族などに聞いておくのも良いでしょう。

ピアノを高く売る方法

少しでも高く売るために、事前にできることを見ていきます。買取依頼するタイミングも重要です。

できるだけ早く依頼する

ピアノは大きな付加価値がない限り、年々価値が下がっていく楽器です。少しでも高値で売るために、できるだけ早く買取依頼をすることをおすすめします。実家の大掃除や断捨離を行う際、勢いでぜひ依頼してみてください。

綺麗に拭き取って付属品も揃えておく

査定前に、ピアノ本体やペダルなどを丁寧に拭き取っておくことをおすすめします。楽器用の専用クロスを用いて、優しく汚れを拭き取っていきましょう。傷を付けないように要注意です。椅子や鍵盤カバーなどの付属品も探し、できるだけ購入時に近い状態で査定に出してください。

まとめ

古いピアノを買取依頼するタイミングは、思い立ったときがベストです。少しでも早い方が高値で売れる可能性が高まるため、依頼だけでもしてみることをおすすめします。

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